ムシ歯にならないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?
@ 歯磨き
A 食事
B フッ素
C 定期健診
@ 歯磨き
当院では「染め出し」をして(磨けていない所に色がつきます)個人にあった歯磨きの指導いたします。家では、口に合った痛くない歯ブラシをみつけてあげて、たのしみながら習慣付けていくのが良い方法だと思います。
フッ素入りの歯磨材も有効ですが、歯磨材を多くつけると泡がたちすぎるので、磨けた気になってしまい、おすすめではありません。
A 食事
いちばんお母さんの頭を悩ます問題ですね。
ムシ歯予防にいちばん良いのは、砂糖の抑制ですが現代の食生活では、それは非常に難しいですし、砂糖はまったく不必要なものでもありません。
では、どうしたらよいのでしょう?
”おやつ”から考えてみましょう。
乳幼児期は、消化器の発育が未熟で一度に充分な量の栄養がとりにくいのです。ですから、3度の食事の間に補助的な食事として”おやつ”が必要となってきます。また、子供たちの楽しみにしているものでもありますよね。
どんなおやつが良いのでしょう?
・四季のくだものや野菜
・牛乳、乳製品
・芋類、穀類、豆類
が理想的なのですが、クッキー・スナック類などをあげる時に飲み物をお茶などにして、歯に食べかすがつかないようにしてあげるのも必要です。(添加物、製造年月日もチェックしてくださいね)
また、一度に食べる量、時間も決めてください。
次に”食事”です。
丈夫な歯をつくるためには、「カルシウム」をとることです。基になっているのは「タンパク質」、歯を支える骨の強化、歯に栄養を与える血液の流れを潤滑にするには「鉄」「マグネシウム」「リン」などの無機質も欠かせません。ビタミン類は「カルシウム」の吸収を助け、身体の抵抗力を強くするためにもたっぷり必要です。
つまり、バランスよく食事をとることが必要です。
具体的に、「カルシウム」を多く含む食品は、干しえび、佃煮、小魚、あさり、こんぶ、ひじき、わかめ、のり、チーズ、牛乳、卵黄、きな粉、大豆、小松菜、かぶらの葉、ごまなど。また、きのこを加えると「カルシウム」の吸収をうながし「ビタミンDもとれます。(牛乳だけに頼らないようにしましょう)
そして、歯を掃除する食べ物として食物繊維を多く含む食品は、ごぼう、にんじん、たけのこ、ほうれん草、春菊、白菜、ひじき、こんぶ、わかめ、干ししいたけ、きくらげ、インゲン豆、なっとうなどです。
外遊びをして、早寝早起きをして三度の食事をしっかりとって、丈夫な歯、アゴをつくりましょう。
Bフッ素(別ページで説明しています)
C定期健診
当院では半年後とに定期健診のお葉書を出しております。
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